じっくり読みたい「イタリア・ロマネスクへの旅」
この本は、イタリア各地のロマネスク建築の教会や修道院を訊ね歩いた記録、及び解説である。この本には、愛すべきロマネスクの遺産を残した当時の建築家や彫刻家、そしてその建築に寄り添って生きた市井の人々に対する敬愛の気持ちが込められている。
この本は、イタリア各地のロマネスク建築の教会や修道院を訊ね歩いた記録、及び解説である。この本には、愛すべきロマネスクの遺産を残した当時の建築家や彫刻家、そしてその建築に寄り添って生きた市井の人々に対する敬愛の気持ちが込められている。
イタリア固有の中小都市の様子が実に楽しそうに、生き生きと書かれているので、読んでて自然に気持ちがワクワクしてくる。「イタリア行きたい病」が誘発されること、必須。
デザイナー奥山清行氏の著作。タイトル通り、フェラーリでの経験を中心としたデザイン論やもの作り論が語られているが、その語り口はあくまで簡潔で、それでいてズバリと的を得ている。そんな表現もまさにイタリア的。
イタリアンホラーの巨匠、ダリオ・アルジェントの研究本「恐怖の幾何学」を一気読みしてしまった。この本を読むと意外にもアルジェントの原点は古典的な推理サスペンス、イタリアで「Giallo(ジャッロ)」と呼ばれる分野なのだとわかる。
標題の本「南イタリアへ!」は、南イタリアの数々の街について、「建築家によるフィールドワーク」による視点で考察した内容。考察といっても、もともと雑誌に寄稿した記事をまとめた内容なので、「軽め」なタッチ。加えて、いい感じに「おおらか」だ。
この本、乱暴に言うと超初心者向けの美術史の本。古代ギリシャ時代から近代までの西洋美術を、分かりやすく解説しつつ一冊で網羅。冒頭から読ませる。「美術史って何」な人まで引き込む力がある。
ディープな海外旅行のノウハウを説いた本書ではあるけれど、高城剛がどんな人物か知っている人なら、すでに自由な海外旅行を謳歌していると思われる。むしろそうでない人にこそ多く読まれるべきなのかも、と思ったりした。
タイトルの通りイタリアサッカーについて書かれているのだが、結論から言うと自分としては物足りなかった。タイトルから連想されるような、イタリア人とCalcio(カルチョ)の深ーい関係までは突っ込まれていなかったので。
この本では、アスリートへのインタビューを通じて、スポーツという行為そのものや、スポーツを取り巻く環境におけるアフォーダンスを発見しようとする試みがなされている、と思われる。
篠利幸著「トスカーナの青い空」はずっと前に買って読んでいたが、久しぶりに読み返してみた。写真はさすがに美しいし、文章も格調高いので、普段本に躊躇なく線を引く自分も、この本にはそれをする気にはなれない。トスカーナの本物のエッセンスが詰まった、貴重な本だ。
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すこしでもイタリアの文化について調べたことがある人なら、
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井上ひさし著、ボローニャ紀行のレビュー。イタリアにも、ボローニャにも興味のない人でも、この本を読めば穏やかで幸福な気持ちになり、人間が持つ「創造的に生きる力」を信じたくなるだろう。