アルジェント幻の傑作「4匹の蠅」を見逃す


金曜日, 8月 6th, 2010

アルジェント幻の傑作「4匹の蠅」を見逃す


生来付き合いが悪く加えて面倒くさがり屋のためコメントもトラックバックもクローズして
いるが、それでもブログをやっていると様々な発見につながることがある。

例えば、アクセス解析に登場する検索ワードを自分でもググってみた時なんかだ。
「ダリオ・アルジェント 本」でググったら自分のブログもヒットしたが、同時に、アルジェント
初期の作品「4匹の蠅」がつい最近まで上映されていたことを知った。
配給の権利の関係で長らく上映不可能となっており、ソフト化もされていない、アルジェント
作品幻の傑作ということだ。日本初公開から37年間封印されてきたこの映画が、渋谷で
6/19から7/16までの間、限定上映されていたのである。
(しかも日本初公開の時も一週間だけの上映。まさに幻だ)

・・・時既に遅し。観たかった・・・くやしい・・・

撮影監督は、ベルトリッチの「暗殺のオペラ」を手掛けたフランコ・ディ・ジャコモ
である。余談だがフランコ・ディ・ジャコモは後年ナンニ・モレッティの「ジュリオ
の当惑」や、「イル・ポスティーノ」も手掛けている、何気に凄い人物だ。
また主要な舞台は北イタリアの街、トリノである。他にも重要な場面となる劇場での
殺人シーンがウンブリア州の街、スポレートの実際の劇場で撮影されているし、ローマ郊外
ティボリにあるヴィッラ・デステもロケ地として使われている。これも殺人シーンだが。

観たかった・・・

素晴らしく華麗で残酷で美しいとされる、クライマックスのあのシーン、観たかった・・・
特殊効果を得るためにわざわざナポリ大学から特別なカメラを借り受け、ナポリ大の
教授のアドバイスを受けて撮影したという、執念のシーンである。それを見逃すなんて・・・

アルジェント研究本に書いてあるのでストーリーの結末も犯人も知っているが、それでも
観たかった。
人間、手に入らないと分かっている状況だと、余計その対象を強く欲してしまうもの。
YouTubeで予告編を観たら、余計観たくなってしまった。この映画は確かに凄そうだ。

観たかったなぁ、、、見逃してくやしい。

観たかった・・・観たかった・・・くやしい・・・
(なんだか情念にとらわれて、自分の心情自体がホラーチックになってきてしまった)

ちなみに現在大阪や京都、名古屋で上映されている。
うーむ、観たいけど、さすがに「出張」してまではね、、、

「4匹の蠅」DVD化、強く望む!

追記(2011年9月)
めでたくDVD化されました!観ました!痺れました…
 ↓ ↓ ↓

アルジェント初期名作「4匹の蠅」に痺れた…

アルジェント初期名作「4匹の蠅」に痺れた…