旅先でお洒落をするときっといいことがある


木曜日, 1月 26th, 2012

旅先でお洒落をするときっといいことがある

イタリア・マラネッロシリーズは小休止です・・・

たまたま今日読んだ、雑誌FIGARO JAPONの栗野宏文氏の文章「クリノ流旅の心得」に、印象深いものがありました。氏がNYのフレンチレストランで1人で食事していたら、近くの席の方から「よかったらご一緒にいかが」と誘われたという。「お一人だし、とてもお洒落してらっしゃるから」と。

素晴らしいエピソードだと、思います。
クリノ流旅の心得のひとつはつまり、「いつでもお洒落をしていよう」です。

確かに、身だしなみをきちんとして、自分に、かつその土地/場において似合った服装でいること。それは自分の尊厳を保ち自信を得られる、自分が楽しく、気分よくいられる、周りの人も気分がよい、信頼を得られる、など、様々なメリットがあります。

そういう自分は年とともにオシャレ度指数が激減傾向という情けない状況で、この栗野氏の文章を読んで「これじゃイカン」と気持ちを改めた次第です…



個人的に、日本人が欧州を旅するときに守りたい3原則というのがあると思っています。

身だしなみを整え(小洒落ていると尚良い)、背筋を伸ばして歩き、食事の時に音を立てない。

背筋を伸ばして歩いたり、品よく食事をするのもオシャレの内ってことです。
しかしある意味、この3つの基本を守っていれば、どこへ行ってもそう恥をかくことはない、とも言えます(こんなエラソーなこと言える身分なのか、あたしゃ・・・)。

フィレンツェのドゥオモ付近で、近所にタバコでも買いに行くときのような鼠色のジャンパーを羽織り、かつ背中をまるめ、内輪の仲間の誰それがどうした、といった話ばかりしている日本人団体旅行客のおじさま方に出くわすと、哀しい気持ちになります。「この人達は、『イタリア』を見ていない。感じていない。見ようともしていない」と。

ひととき内輪の仲間から離れて、外に飛び出すつもりで。
趣味のよいジャケットを羽織り、背筋を伸ばして、空にそびえるジョォットの鐘楼を見上げたら。

きっと今までとまったく違う世界を感じとれるだろうに、と思うわけです。

やっぱり「いつでもお洒落をしていよう」。

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