トリノでピエモンテ料理の極上ランチ


水曜日, 5月 27th, 2009

トリノでピエモンテ料理の極上ランチ


Buonooooo!なピエモンテ料理- トリノのレストランにて

Torino(トリノ)のレストランAgnolotti&Friendsで食べた、ピエモンテ料理。
それはもうOttimo!(最高!)な料理に感動。

こちらのレストランは店名の通り、agnolotti(アニョロッティ)を得意としている様子。
ちなみに、アニョロッティは実際のところいわゆる「ラビオリ」。
おそらく、アニョロッティはピエモンテ地方の呼び方なのだろう。
場所は、トリノ中心地となるPiazza Castello(カステッロ広場)から数分〜10分くらい?
外観はちっとも目立たなく、中の様子もよく見えないので入るのに少し躊躇したが、
メニューにアニョロッティやタヤリンがあったため、ここなら典型的なピエモンテ料理
を頂けそうだと判断。実際、この選択は大正解であった。


てんこ盛りのパンとグリッシーニ - トリノのランチにて

ペペローニのフランに感動 - トリノのレストラン A&Fにて

アスティの雌鳥のパテとバルサミコのソース - トリノでのランチ

トリノ発祥のグリッシーニはちょっと固くて、一本しか食べなかった。
それはいいとして、真ん中は感動の一品、ペペローニのフラン。
(フラン、はフランス語風の呼び方で、イタリア語ではスフォルマティーニに当たると思われる)。
ちなみに料理の名称は”Flan di peperoni di carmagnala con salsa aciugata”

舌触りがなめらかで、すごく上品な味。素晴らしい。
一口食べて、「あぁ、これがピエモンテの料理なんだな」と勝手に納得。
アンチョビのソースも効いている。もう一度食べたい!

その下は
“Salame di gallina bianca d’Asti su letto di finocchio e riduzione di aceto balsamico”
….という長い名称の料理で、フィノッキオ(フェンネル)のスライスの上にGallina (雌鳥)のパテとバルサミコのソース。

フェンネルは食べ慣れていないと「んー!?」と感じる人も多いと思われるが、パテとの
組み合わせがバッチリはまっている。
フランほど感動はしなかったが、これも美味しかったし、ピエモンテの
スピリットをしっかり感じさせてくれる料理であった。


ピスタチオ、カルチョーフィのタヤリン - Torino - A&F

Bounoなアニョロッティ - トリノのレストラン A&Fにて

上はピスタチオとカルチョーフィ(アーティチョーク)で和えたタヤリン。
ピエモンテのパスタといえば、tajarin(タヤリン)抜きには語れないよね、ってことで
オーダー。ちなみに「タヤリン」と「タリオリーニ」と同じものと捉えてよいと思われる。
パスタはもちろんお店の手打ちで美味しい〜。ただソースというか、具とのバランスが
ちょっと不思議な味ではあった…。季節でないから無理だが、タヤリンはどうせなら
やはり、白トリュフをかけたバターソースで食べてみたい。

下はこのお店のお得意agnolotti(アニョロッティ)。
名称は、”Agnolotti di brasato fatti a mano al burro sciolto profumicato”(な、ながい…)
中の具はリコッタチーズと何か、だったような。プレーンなバターの風味と、セロリ、ハーブ。
上品な仕上がりである。
何てことはないが、メチャクチャ美味。この「何てことないのにすごく美味しい」ってのは、
ピエモンテに限らずイタリアの料理の真骨頂だと思う。

「料理がこれだけ素晴らしいんだからドルチェも美味しいに違いない」とにらみ、お腹
いっぱいだったのだがドルチェもオーダー。


トリノ風?ザバイオーネとチョコレートのドルチェ

Buonoooo!なチョコレートのトルタ - トリノにて

上はなんちゃらかんちゃらの…ザバイオーネ風デザート(口頭で説明を受けたので、
自分のイタリア語力では詳細までは不明)。

周りの茶色い容器、ただの容器かと思ったら、なんとチョコレート!さすが、チョコレートが
名物のトリノである。
ザバイオーネ自体は、ちょっとヘビーだった。そこそこ美味しかったのだが、、、
ボリュームたっぷりなのがやはりイタリア。

下はチョコレートのトルタ。これは至福の味。
一口ほおばると、しっとりしつつホロホロと溶けていく。
砕いたヘーゼルナッツが入っていて、このバランスも最高。
同じようなドルチェはイタリア各地で食べられるが、このトルタは特にピエモンテの
香りを感じさせてくれた。


スタイリッシュな食後のCaffè

最後にお決まりのCaffè(エスプレッソ)を。このカップ&ソーサー、この写真ではよく
分からないと思われるが、すごくカッコよくて、テーブルに運ばれてきた瞬間ちょっと感動。
シュガースティックの袋もカップとお揃いで、スタイリッシュ。
もちろん、エスプレッソも美味である。

そんなこんなで、この何となく入ったレストランAgnolotti&Friendsだが、充実したひと時を
過ごすことができた。美味しくて感動したのはもちろん、このように本格的なピエモンテ
料理を現地で食べることができたこと自体、自分にとって貴重な体験にもなった。
なぜピエモンテ料理にこだわったかというと、東京でよく伺うお気に入りのイタリア料理
のレストラン Fiocchi(フィオッキ)ではピエモンテ料理がベースになっているので、
一度現地で元祖となる料理を食べてみたいと思っていたのだ。

実際体験してみて思ったのは「あ、おんなじじゃん!」ってこと。
アンチョビやバルサミコのソースなんか、どっかで食べた味だなぁ、って感じがして、
よくよく考えたらFiocchiで味わったことがある味覚なのだった。
デザートのチョコレートのトルタなんか、まるっきりおんなじ!って思った。
Fiocchi 堀川シェフがいかにピエモンテ料理のスピリットを的確に表現しているかと
いうのが、よ〜く分かった!

ちなみにこちらのお店、スタッフの接客もSimpatici(感じが良い)で、気分のよいランチタイム
を過ごすことができた。トリノには他にもいいレストランは沢山あるだろうと思うが、
そのひとつとしてこのお店、お勧めしたい。

agnolotti & friends
piazza corpus domini 18/b
aperto tutte le sere
sabato e domenica anche a pranzo
(ディナーは毎日、ランチは土日のみ営業)


トリノ記事一覧&リンクはこちらをどうぞ
↓ ↓ ↓
Torino Mania

Comments are closed.