火曜日, 1月 4th, 2011
冬の北イタリア旅行 – 防寒及び乾燥対策
2010年クリスマス直前から年末にかけて、北イタリアの都市、Torino(トリノ)を旅してきた。
真冬のイタリア旅行は初めてだったので「どれくらい寒いんだろう、ホテルは暖房ちゃんと
効いているのか?」と心配で、これでもか!というくらい根回し&準備をしていった。
おかげで風邪をひくこともなく、凍えるほど寒い思いをしなくてもすんだので、個人的
経験談を書いておきます。(長いです)
なお滞在中の気温は、暖かい日はMAX 9 or 10℃、寒い日はMAX 1 or 2℃くらいだった。
暖かかったのは、アフリカから来るシロッコの影響だったのかもしれない。
トリノのシニョーラが愛用している毛皮のコートなど持っていない身としては、他の
方法で暖をとらなければいけない。こんな場合に大活躍してくれるのは、今さらここに
書くまでもないが、王道の使い捨てカイロ・貼るタイプ。やはりあると助かるので、
多めにもっていくべし。自分の場合最後にかなり余ったが、ホテルの人にあげたら喜んで
くれた。(口頭で説明する自信がなかったので、使い方の絵を描いて渡した)
上半身全体を暖めるには、背中の上の方、首のすぐ下あたりに貼るのががベスト!
サイズも大小そろえる。自分の場合、旅の前半は比較的暖かい方だったのでミニサイズ
で良かったが、後半グッと冷え込んできたため、レギュラーサイズが活躍してくれた。
できたら足用カイロもあるといい。天気予報では殆ど雨だったし、雪が降ったときの
ことも考え、持参した。つま先のみのタイプもあるが、あれは殆ど効果を感じないこと
が分かっていたので、足の裏全体用のタイプを日数分用意した。
さらに完全防御したい時は、白元というメーカーから足の裏と甲のつま先部分両側カバー
するタイプが出ている。もっとも、しっかり暖かいブーツを履いていけばそんなもの
必要ないかもしれないですけどね。。
雨が降っている日は意外と気温が高くカイロが熱く感じることもあったが、それで一旦
はがしても夜になると冷えて来て、また必要になったりする。調節ができるように、
いくつか持ち歩くとよい。
ちなみに、機内への持込みは少量程度なら問題なし。出国時の荷物検査時は身体からは
外しておく方が無難。
そしてホッカイロ同様に活躍してくれたのが、○ニクロのヒートテックシリーズ・・・
モードの国、イタリアでこれだけ中国製品を身につけてるってどうなの、という気持ち
もあったが、ここはひとつ現実路線を貫く。旅行前にこれでもか!というくらいインナー
を買い占めました・・・。使うかどうか分からないがこれだけあれば何とかなるだろう、
というくらいスーツケースに放り込んでおいた。長袖インナー二枚重ねくらいが丁度よかった。
後半はこれにキャミソールも加わり、三枚重ねになったが。。
他に、普段日本で使うことが殆どなかったレッグウォーマー、手袋が大活躍であった。
マフラーも当然必須、ですね。
次に乾燥対策。冬でなくてもイタリア旅行中に乾燥のため肌がかゆくなって悲惨な思い
をしたことがあるので、今回も用心を重ねた。ボディローションは多少重くても持って
行くべし。現地でタイミングよく購入できないかもしれないし、肌に合わない可能性もある。
DHCのサプリメント、ヒアルロン酸とセラミドも持参したが、結構役に立ってくれた
ようで、滞在中あまり肌の乾燥を感じることがなかった。利用するなら日数分より多め
に持参するといい。
肌がかゆすぎて湿疹状態になってしまう時は、市販の飲み薬で効くのがある。
私が以前使ったのは佐藤製薬の「スラジン」だった気がする(ちなみに抗ヒスタミン薬)。
今回持参しようかどうか迷ったが、サプリメントが効いてくれれば大丈夫だろうと判断し、
やめておいた。実際必要なかったが、心配な人は出発前に薬局で相談の上購入しておく
といいかも。
ちなみにイタリアは古い建物が多いので、大抵暖房は空調ではなくRiscaldamentoという
暖房装置が使われる。詳しいことは省くが空気と人に優しい暖房装置なので、これが
原因で乾燥がひどくなることはない。
また、今回フライト中の乾燥対策も合わせて考慮し、初めてガーゼマスクを持参した。
2009年のイタリア旅行では機内で使い捨てマスクを使用したが、機内の激しい乾燥状態
の中ではまったく役に立たなかった。ガーゼマスクなら水を染み込ませて使えるし。。
と考えいくつか用意したのだが、これがかなりしっとり感を得られて大正解!!
強烈にお勧めしたい!風邪予防&喉の乾燥対策にぴったりである。
さらに保温効果もあって言うことなし。
(ちなみにワタシ、おろしたてより一回洗ったくらいの方が肌に馴染むことを知ったので、
出発前にわざわざ使用前のマスクを洗って持参した、、、。普段ろくに家事もやらない
くせに、こういうことにはエネルギーを注ぎ込む自分)
追記
最近は保湿シート付きの使い捨てマスクも売られているので、どんなものか試してみた。
結論から言うと、効果を殆ど感じなかった。保湿力の点で言えばガーゼマスクの圧勝、です。
ちなみにマスクは機内と就寝時に利用する分にはよいが、イタリア現地で屋外での利用
は避けるべし・・・
知っている人は知っていると思うが、イタリアに限らずヨ−ロッパではマスクをする
習慣がまずないので、マスクをして歩いているとほぼ危険人物とみなされ、異様な視線
を浴びるはめになるだろう。「だって風邪引きたくないし。自分の風邪、人に移しちゃ
いけないし」という考えも理解できるが、時には自分自信を貫くより、その土地の文化
に寄り添った方が何かとスムーズにことが運ぶもの。加えてイタリアという土地は、
「自分が他人からどう見られるか」ということが大きな行動規範になっていることも
念頭におくべし。
喉の乾燥対策には、のど飴も忘れずに。現地でもあめくらい買えるが、日本で馴染みの
あるフレーバーを数種類持参しておくと安心。
最後に本題からちょっとそれるが、冬の北イタリアのお楽しみ、カフェの利用について。
これまで「冬のイタリアなんて、田舎の景色は寂しいし、建物の暖房もろくに効いて
いなくて寒そうだし。。」とあまりそそられなかった。昔11月のフィレンツェで凍える
思いをしたことがあったので、真冬なんてとんでもない、と恐れていたくらいである。
が、ほどほどの都会であるトリノだったら楽しく過ごせそうだと思い立ち、行ってみた。
そしてこれが大当たり。ホテルも美術館もちゃんと暖房が効いていて心配したほど寒く
はなく、十分旅を楽しむことができたのである。
何より、トリノには寒い体を暖めるのにピッタリな素敵なカフェが山ほどある。
午前中ならカプチーノ、午後ならリキュール入りのカフェ・コレットやチョコラータ・
カルダ(ホットチョコレート)などが冷えた体を暖めてくれる。寒い冬、暖かい雰囲気の
店内で頂くこれらの飲み物はひときわ美味しく感じられ、よいものだ。
トリノほどではないにせよ、他のイタリア中の街に多くのカフェ、バールがあるので、
訪れた街でお気に入りの店を発見するつもりでカフェはしごしてみては。
冬のイタリア旅行も、悪くないでしょ?
冬の南イタリアについてはこちら
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