日曜日, 7月 10th, 2011
イタリア統一を導いたカフェ、Fiorioでジェラート

今日もイタリア・トリノのジェラートシリーズですが、ちょっと前置き。
イタリア統一150周年で盛り上がるトリノの街には、こんな風に地元ピエモンテの歴代重要人物
を取り上げたキャンペーンが展開されていた。
(ローマなんかは統一記念日になんの盛り上がりもなかったそうだが・・・)
これらのポスター、手前から2番目の人物は、統一イタリア初代首相であったカヴールである。
今回取り上げるカフェ、Fiorioはそのカヴールが贔屓にしていた店なのだ。
このFiorioは、当時地元の貴族や政治家達が集い、政治談義に明け暮れていたカフェとして
知られている。当時のカフェはもっぱら男性が集う場所で、女性が行く場所ではなかったという。
このぶっきらぼうな外観にもその思想が現れている気がするが・・・
(歴史的カフェというより普通のバールのようにも見える、、、)
店内奥は別世界。
この空間で激動の統一イタリアの芽生えがあったのだなぁ・・・、としばし感慨にふける。
(カヴールが訪れていたのはさらに奥にあるサロンだったらしいが)
・・・と、感慨にふけったのは一瞬で、頭はジェラートのことでいっぱい。
ここはジェラートが美味しいという評判なので、絶対ジェラート食べるんだ、と決めていた。
(半年前のトリノ訪問の際にも当然「行くべきカフェリスト」に入っていたが、その時は
諸事情で行きそびれてしまったのだ)
ピスタチオとフィオール・ディ・ラッテのコンビを食べたかったが、当然あると思っていた
フィオール・ディ・ラッテはない、とのこと。代わりにクレーマなら、と言われついそれでいい、
とオーダーしてしまったが、ちょっと失敗だった。クレーマは凡庸なバニラアイスみたいで、
味わいの輪郭がぼやけてしまった。これならフラーゴラかジャンドゥーヤと合わせたほうが
よかったな。(ゴチャゴチャとうるさいです・・・)
普通に美味しいとは思うが、、、
こう行っては何だが、やはりMirettiと比べてしまうと、「美味しいーーー!」と感動するほど
でもないかなぁ、と。。。
あまりに上質なものを知ってしまうと、ある意味困ったことにもなりますね。
同行の母用にオーダーしたピーチメルバ。こっちの方が当たりだった。クレーマのジェラート
にフルッティ・ディ・ボスコのソース、ピーチのコンポート、パンナ添え。
パンナは前回紹介したGHIGOの方が断然美味しいと思うものの(いちいちうるさいです・・・)、
全体の味のバランスが品よくまとまっていて、気の効いた一品。
こちらの店では他にもこういったお洒落なパフェメニューがいくつかあり、どれも美味しそう。
店内でジェラートを頂くなら、断然パフェメニューがお勧め。
値段は、ジェラート2種が4.5ユーロ、ピーチメルバは5.5ユーロだった。
この格調高い空間にして、このまっとう価格。
だからトリノって好きだ〜。
こんなクラッシックな空間で、統一イタリアに思いをはせつつジェラートを味わってみてはいかが。
Fiorioについてはこちらも参考に・・・(写真家 篠利幸氏のブログより)
↓ ↓ ↓
http://blog.tabista.jp/italia/2009/06/post_157.html
カヴールのもうひとつのお気に入りカフェ、Al Bicerinの記事はこちら
↓ ↓ ↓
イタリア誕生に想いを馳せつつ飲むビチェリン











