日曜日, 2月 19th, 2012
トリノ、ランチアとジェラートの風景
先日のイタリア・トリノ訪問では街中の車を注目して見ていたところ、フィアット、アルファ・ロメオ、ランチアが非常に多いことに改めて気がついた。フィアットが多いのはトリノでなくても同様と思われるが、、、ランチアが多いのはトリノならでは、ではないだろうか???
内田盾男氏の本「ラ・ミア・マッキナ」によれば、ランチアは昔からトリノの要人が乗る車だったそうだ。そして、ランチアはまさにトリノという街を表している車である、と。
たしかに、ランチアの地味で渋く、頑固そうな佇まい、内に秘めたエレガンスと品格は、トリノの街そのものという印象を受ける。そしてそんなランチアの佇まいは、当然ながらトリノの街並にものすごくマッチする。
で。
そんな風に車に注目して街を歩いていると、ちょっとした発見もある。
トラムに乗るために、Via Matteottiの停留所に向っていたとき。ジェラートが美味しいカフェMirettiの付近で、歩道に斜め半分といった形で乗り入れている、シルバーのランチアが停車していた。
「またランチアだ。でも何でこんな停め方してるの?」と、車中をなんとなくチラ見したら。
いかにもランチアに乗るのがふさわしいような、渋くて頑固そうな初老の紳士然とした男性が、Mirettiのカップジェラートを悠然と味わっていたのである。。
私はこの時、「あー、『ラ・ミア・マッキナ』に登場する、『ランチアへの思いを台無しにするトリネーゼ』そのものだー!!」と思った。
といっても、本を読んでいない人にはなんのことやら、だろうけど・・・
とにかく、トリノを象徴する車ランチアの車内で、トリノで最高に美味しいMirettiのジェラートを味わう男性の姿に「まさにトリノ」だなぁ、と強く実感させられたのであった。
Mirettiについてはこちらをどうぞ…
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